英語「で」学ぶ授業(イマージョン教育)

 エレメンタリースクール長野・佐久は教育課程特例校に指定されています。インターナショナルティーチャー(Int’l Teacher)による英語イマージョンの授業科目は「算数・生活・理科・図工・体育・英語・総合」、日本人教諭による授業は「国語・社会・道徳・音楽・家庭・特別活動」です。英語での授業は全体の60%程度、小学校6年間では約4,000時間の授業で英語のシャワーを浴びることになります。また、小学校低学年の授業は、クラスを2グループに分け15人程度の少人数で行うこともあります。さらに、英語を学ぶ授業も小学1年生から取り入れるなど英語のサポートも行っていきます。

例えば、小学1年生のある日の時間割は…

Aグループ(15人)Bグループ(15人)
1時間目日本人教諭の国語インターナショナルティーチャーの算数
2時間目インターナショナルティーチャーの算数日本人教諭の国語
3時間目インターナショナルティーチャーの体育(日本人教諭も参加)
4時間目日本人教諭の道徳インターナショナルティーチャーの図工
5時間目インターナショナルティーチャーの図工日本人教諭の道徳

Dual Language Program

 エレメンタリースクール佐久に編入学した3〜6年生については、一部の授業(図工・体育など)でイマージョン教育を行っています。

 セカンダリースクール長野では英語で探究活動をする時間を週に4時間設けるなど、英語「で」学ぶ時間と英語「を」学ぶ時間が合わせて毎週12時間ほどあります。各教科の授業でも、日本人教諭とインターナショナルティーチャーとのティームティーチングも取り入れながら、負担なく英語に慣れることができる環境を用意しています。

探究とSTEAM教育

 各教科で探究的な問題解決型の学習活動の充実を図るとともに、教科横断型の授業設定も行っていきます。
 また、地域や企業と連携する機会や世界と繋がる学びの場を用意し、実社会における課題を発見しその解決を目指す総合的な学習に取り組みます。

生徒が創る〇〇を教師が支援

 運動会や音楽会、文化祭などは事前に学校では用意しません。児童・生徒たちがサミットアカデミーにふさわしい行事を自分たちで考えていきます。セカンダリースクールのクラブ活動や委員会活動も同様に、自分たちがやりたい活動や必要な活動を考えます。
 教師のお膳立てにより子どもたちを成功を押しつけるのではなく、子どもたち自身のアイディアで挑戦をし、様々な経験を積み重ねながら、サミットアカデミーを創り上げていきます。

海外研修と海外留学

エレメンタリースクール

 6年間で身につけた英語力を使って、6年次には世界に挑戦する海外研修を実施します(行き先や研修期間等の詳細は、実施時点の世界や国内の情勢を見極めながら決定していきます)。また、3~4年生の希望者には短期間の海外研修旅行(保護者同伴)も企画・検討しています。

セカンダリースクール

 3年次に全員で海外研修を行います(実施の詳細は今後決定します)。後期課程(高校課程)では、生徒が主体的に計画し実践する研修も行う予定です。
 また、希望者への短期・長期の海外留学も後押しします。現在、イギリスにある最高峰のパブリックスクールの一つであるラグビー校(Rugby School)のサマースクールへの参加枠を確保しており、今後も多様なプランを提供できるよう準備を進めていきます。


長野市の小学校 <サミットアカデミーエレメンタリースクール長野>

学校の名称サミットアカデミーエレメンタリースクール長野
Summit Academy Elementary School NAGANO
所在地長野市三輪9−11-3

エレメンタリースクール長野の新校舎

開校後2年間は、セカンダリースクール長野と共用します。

学校の名称サミットアカデミーエレメンタリースクール佐久
Summit Academy Elementary School SAKU
所在地長野県佐久市岩村田3638

エレメンタリースクール佐久の新校舎

長野市の中等教育学校 <サミットアカデミーセカンダリースクール長野>

学校の名称サミットアカデミーセカンダリースクール長野
Summit Academy Secondary School NAGANO
所在地開設後2年間(2024年4月~2026年3月)
長野市三輪9-11-3(エレメンタリースクール長野の校舎を共用します。)
開設3年目以降(2026年4月~)
長野市三輪9−30−18(現在の長野女子高校<2026年3月閉校>の校舎に移動します。)

セカンダリースクール長野の校舎(2026年4月からの校舎)


英語「で」学ぶイマージョン教育

 習得したい言語(第二言語)を使って様々な教科を学習するイマージョン教育は、1960年代に英語とフランス語が使われているカナダで始まり、やがて世界中で広く行われるようになりました。私の2人の子どもたちも、カナダで4年間イマージョン教育を受けました。この経験は私にとって衝撃的なもので、日本の子どもたちにもイマージョン教育をしたいという強い思いを持つようになりました。

イマージョン教育と
デュアル・ランゲージ・プログラム

 Summit Academyでは長野校・佐久校ともに小学1年生から英語のイマージョン教育を行います。佐久校の小学2年生以上では、英語への抵抗が生じにくいように、英語のシャワーをたくさん浴びせながら緩やかに英語に慣れていけるようにします(Dual Language Program)。また、長野のセカンダリースクールでも英語教育に重点を置き、毎日英語で活動する時間を取り入れ、英語4技能(聞く・話す・読む・書く)の習得を目指します。エレメンタリースクールを卒業した生徒が入学する7年後からはイマージョン教育を行う予定です。

日本語や様々なスキル、
日本人のアイデンティティも磨く

 イマージョンで学ぶと日本語(第一言語)はどうなるのか、日本人としてどう育つのか、と疑問を持たれる方も多いと思いますが心配は無用です。学校ではどっぷりと英語に浸りますが、学校の外ではたくさんの日本語の環境の中で生活していくので、日本語の習得は全く問題ありません。ご家庭でももちろん日本語でコミュニケーションをとってください。
 また、英語イマージョンの子どもたちは、2つの言語を絶えず無意識に比較しながら使用していくので、日本語の習得能力もより高まり、認知面での柔軟性が増し、思考や表現、知覚のスキルも向上することが分かっています。さらに、異文化に多く触れることで、日本人としての文化的アイデンティティもよりよく理解し身につけていくことができるのです。

確かな英語力を身につけ、
グローバルリーダーの資質を育てる

 小学1年生からイマージョン教育を行った子どもたちの約8割は、小学校6年生卒業の時点で英語検定の準2級に合格するだけの力を身につけ、中には2級に合格する子どもたちもでてくるでしょう。中学3年生の時点では、多くの生徒たちは英語を流暢に話すことができ、ほとんどが英検2級に合格し、中には準1級に合格する力を身につける生徒もでてくるはずです。準1級は海外の大学に進学し、英語のネイティブの学生たちと一緒に勉強するのに十分な英語力です。
 イマージョン教育で、子どもたちは実用的な英語能力を身につけ、さらに「何となく無意識に」ではなく、「絶えず疑問を持ちながら」学習するようになります。批判的思考力(クリティカルシンキング)や表現力も磨かれて自信を身につけ、グローバルリーダーにふさわしい資質が自ずと備わっていく、これがイマージョン教育なのです。

Walter Ichikawa-Doyle校長

1965年、カナダ生、スポーツに施設が深く長野オリンピックに来日。以来、25年間日本で暮らす。信学会グループや佐久長聖中学・高等学校で英語教育に携わる。2人の子どもは小学校高学年時にカナダでフランス語イマージョンを経験。





自分らしく自由な着こなしで毎日を送ることで
世界と繋がります。

制 服

タータンチェックのジャケットが、見る者を思わずハッとさせる美しさを放ちます。スコットランドでデザインされた「本物のタータンチェック」を身につけ感性を磨きます。また、ネックウェアには「信州紬」をイメージした柄を採用。日本・長野のものづくりの心も感じさせます。

体育着

豊かな自然や子どもたちの元気な様子をイメージしたアクティブなグリーンが、着用するだけでワクワクする感覚を与えます。「サミット=頂点」をイメージしたグラフィックがポイントです。

鞄について

指定のカバンはありませんのでご家庭でご用意ください。小学生はランドセルでもOKですが、ランドセルでなければならない、ということはありません。

こちらで紹介しているアイテムは制服の一部分です。新たなアイテムを随時追加していきます。また、制服のデザイン等は今後、変更する可能性もあります。